蘭の国から

植物と遊んで55年くらい。富貴蘭栽培歴だいたい50年。高知県に生息。

2021-01-01から1年間の記事一覧

残りわずかのカンラン

こちらは更紗の素舌、奔月です 来年は、無事上野で展覧会が開催できますように。

今日も羽尾の縞(はおのしま)

芸西の西隣の夜須は、夜須羽、音羽、龍華、夜須、風鳴子などなど、 高知では最もバラエティーに富んだ品種を数多く産出しています。 羽尾(はお)とはその夜須川の上流の地区名で、羽尾の縞は、 40年くらい前にそこで採取された縞で、我が家でも20年以上栽培し…

羽尾の縞

先月、三香園さんから「羽尾の縞の覆輪いる?」ってメールがきて、 「いるいるいる~」と返信してあったら、持って来てくれました。 完璧に覆輪になってて、いっぱい出てる子も、 どれも覆輪になりそうです。 この木はもともと、三香園さんが、縞の木に覆輪…

可哀想な多肉たち

多肉の紹介は久しぶりです。というのも、もう長らく植え替えてなかったため、 撮影に耐える状態ではありませんでした。 7年前くらいに、私が40年ぶりにまた多肉を始めたきっかけは、仕事の後輩が多肉と富貴蘭をはじめて、 増えた鉢をもらってくれる先が確保…

キメラ斑

先日紹介したシクラメンの易変遺伝子による咲き分けでは、 色の異なる部分でも同じ遺伝子を持ってますが、 こちらは斑の部分と緑の部分の色素遺伝子が異なるキメラ斑です。 この辺りは区分キメラ(縞)で、さしづめ都羽二重です。 この辺りは周縁キメラ(覆輪) …

いつものように遅くなりましたが、本が届きました

趣味の山野草は椿に福寿草に、日本の冬ならではの顔触れに癒されます。 どこにも行けない&行かない日々が続いてますが、 自生地から作り込まれた作品まで、誌面で存分に楽しめます。 園芸JAPANは、よくもまぁ、こんなにあれもこれも てんこ盛りにしたもんだ…

寒蘭シーズン終盤

撮影したまま忘れてました。 まぁ、いつものことですが。 名も無き、水晶系の青と更紗です。 気が付くと、もう年末が目の前にやって来て、焦ってます。

シクラメンを買いました

ラン以外で、子供の頃からずっと大好きな花の一つがシクラメンです。 学生時代にトルコに行った際、遺跡の傍らに、 まるで日本で古い墓地の周りにカンアオイがびっしり生えてるかのように、 シクラメンの葉が敷き詰められているのを見た時には、 花も咲いて…

柚子香

11月から12月にかけて、高知の里山は、柚子の黄色に彩られています。ということで、あれから7年、馬路村産の柚子香です。残念ながら、この色合いの斑は、私のカメラのオート撮影ではなかなかピントが合ってくれません。老眼でピントが合ってるかどうかが分…

キバナシュスランなどなど

あれから1年、今年も賑やかにキバナシュスランが咲きました。花茎がこんなに伸び上がるとは知らなくて、通路際に植えてしまったので、気を付けてないと引っ掻けてしまいます。イリオモテヒメランは、暑い時期からずっと咲き続けてます。周りのフキみたいな…

花観月

先月撮って忘れてました。あれから1年5ヶ月、花観月の原木です。もうすっかり老木で、子吹きは悪いですが、芸はしっかりしています。こちらは蘭友の株やや派手目な木ですが子吹きがよく、その子供がことごとく親と同様の芸で安定してるので、展示会映えす…

孔雀丸縞

はじめて見たのは、もう20数年前だと思います。 あの時に和歌山の大棚で見ていなかったら、今時「孔雀丸の縞があるよ」と言われても、 特に興味を示すことはなかったと思います。 当時見た木は、中の下程度の孔雀丸に、中の下程度の縞が入ったものであったよ…

キバナノセッコク 『風羅坊』

「名は体を表す」を地でいく品種、風羅坊です。 風羅坊とは、松尾芭蕉が、バショウの葉が荒風で破れた様を 自らにあてはめたものです。 名付けた時には、これほど破れてくるとは思ってなかったのですが、 木勢が付けば付くほど、激しく破れてきました。 花ま…

本が届きました

紹介が遅くなりましたが、本が届きました。 趣味の山野草は、野性ランの自生地探訪が特集されています。 記事を書いてるのは頭をラン菌に冒された方ばかりで、すごく楽しい内容になってますので、 立ち読みで写真だけ見ないで、ぜひ買って読んでみてください…

金広錦

今回の実幸園カタログでは、この金広錦が目に留まりました。 品評会に1本立ちを出品したら、何でこんなのを出したの?と言われそうですが、 品種の特長は、株立ちよりも素一の方が分かりやすいと思います。 かつて大錦と呼ばれたのが納得の容姿で、柄も素晴…

キバナノセッコク 『美峰錦』

鹿児島の方からリクエストがあったので撮影しました。鹿児島産、キバナノセッコク覆輪品種の最高峰(たぶん)、美峰錦です。以前は高知産の黄覆輪品種を2タイプ栽培していましたが、この品種を見ていると、あまりのレベルの違いに、置場所も限られているため…

白天晃

はじめて見た時に「すごく好みのタイプ!」と思ったけど、 50万の値段に尻込みして購入は見送ったことでした。 今なら50万出せばすき焼きの具にするくらい買えますね。 この芸の種類を表現する適切な言葉が見つかりませんが、 金牡丹と瑞雲を足して割ったよ…

養老

もういつどこで手に入れたのか忘れてしまいましたが、 少なくとも20年以上前から作ってます。 何となく記憶にあるのは、長谷さん(雅草園)が命名した木だと聞いて 「そういやぁ、長谷さんとこに行く時に、養老インターを通ったなぁ」と思ったことです。 古い…

黒太子

先月、三昧さんが紹介されてましたね。 あちらのは素晴らしい勇姿で、戦国武将のような出で立ちでしたから、 我が家のは随分見劣りしてしまいます。 この品種、玉金剛の芽変わりのはずなのに、東洋町産との表記を見つけ、 ???状態が暫く続いてましたが、…

阿波山城守岩見錦

徳島県三好市山城町、阿波川口駅近くの岩上で発見された、 小型の萌黄縞品種です。 発見者のところから、鈴木園芸さんが運んで来てくれました。 私の好みが解ってきたようです。 地味な萌黄縞は好みがはっきりと分かれますが、私は大好物です。 また、このよ…

小葉峰

我が家に最も近い場所で発見された富貴蘭です。 35年くらい前です。 我が家にいつも遊びに来てる親父の友達が 「フウランの変わったらやつならうちにもあるぞ」と持ってきてくれました。 「ちゃんと豆葉じゃん!」どうせ変わってなんかないだろうと思っての…

不二丸&千載

不二丸は、我が家では初めての開花です。もう一鉢も以前、緑彩宝のところで書いたように、これで登録要件の第一関門通過です。もちろん、私の中の勝手な基準だし、登録する気がある訳ではありません。小さくてプリップリの、多肉植物のような木ですが、これ…

ボウラン 『銀河』

あれから1年、ボウランの覆輪、銀河です。ルビー根は、よく富貴蘭の専売特許のように言われますが、この品種のルビー根もなかなかのモノです。ありゃ、ボケてます。神衣を栽培するまでは、野生ランの斑入の中で断トツの品種だと思ってましたが、神衣の登場…

キバナノセッコク 『南州達磨』

キバナノセッコクの無地葉変わりの代表品種の域を超えて、 長生蘭青もの品種の代表格と言えるでしょう。 丈夫な品種ですから、陽強くガッチリ作りたいですね。 この株は丈が25センチありますが、矢は太く、徒長感は無いと思います。 もっと肥料をあげれば、…

キバナノセッコク 『舞鶴』

キバナノセッコクの、押しも押されぬ代表品種ですが、 変化を楽しむ品種ではないため、ついつい紹介し忘れがちにまります。 以前は作が安定せず四苦八苦しましたが、もうすっかり安定しました。 この木は丈が40センチくらいあり、自生地を知らない人には「徒…

夢達磨

夢らん舎、畑くん作出の夢達磨(横綱×南州達磨から出た、ちょっと変わった斑入り)です。 以前紹介してると思ってましたが、検索しても引っ掛からなかったので、 どうやら初めてのようです。 リクエストがあったので撮影したのですが、残念ながら冴えてません…

カンランの自生地

先月のシルバーウィークはどこにも行かないつもりでしたが、 親父が「どっか行こう~」と言い出したので、 昼食がてら、カンランの自生地を見に行ってました。 5年くらい前に見付けた場所なのですが、あまりにも人家に近く、 またあまりにもワサワサと生え…

続・キバナノセッコク 『神衣』

一つ出し忘れてました。あの地味な木から上柄の子供が出た株はこんな感じ神衣は地味目な覆輪になりたがりますが、実際は地味目な覆輪縞です。一見覆輪に見える木も、よく見ると覆輪の幅が不規則で、不安定なことがわかります。不安定な覆輪縞はしばしば崩れ…

ちょっと一服

お気に入りの場所のようです。

怪獣セファロタス

とても自然のものとは思えません。 ハエトリソウと並ぶ、植物界の2大怪獣です。 今までに何度も自生地を見たことがあります。 婆ちゃん家の近くの水が滴る粘土質の崖に、いっぱい生えてました。 もちろん夢の中の話です。 実際はオーストラリアに局所的に自…