蘭の国から

植物と遊んで55年くらい。富貴蘭栽培歴だいたい50年。高知県に生息。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

玉鏡

玉金剛から産まれた三光中斑、玉鏡(たまかがみ)です。 萌黄好きにはたまらない柄行きで、このタイプの中では抜きん出た品種だと思います。 親木になっても覆輪に成り切らずに、三光のままなところが、ポイントです。 葉姿は母種よりもやや葉先が尖り、やや折…

金剛宝

金剛宝です。あれから6ヶ月、かなり金剛冠になって来ました。買った時から、何時かはなってくれるだろうと思ってましたが、まさかこんなに早く変身するとは。派手な子もありますが、上柄の縞もあり、このまま行ってくれると形の良い株になりそうです。もち…

紫水晶

久々の富貴蘭ですね。 一昨年、秋田に遊びに行った際に頂いた紫水晶です。 水晶覆輪に墨が流れる、驚異の品種です。 墨マニアの私にとっては、究極の品種の一つです。 三昧さんはもともと美咲園さんから購入されたそうですが、一つしか無いものをよく美咲園…

タチバナ

土佐市松尾山のタチバナ自生地です。 月はじめに調査に行ってましたが、アップするの忘れてました。 タチバナは日本固有の柑橘類で、「右近の橘、左近の桜」として有名で、家紋としても馴染み深いものです。 しかし実物を見る機会は少なく、ましてや自生個体…

まるで鉢展

水晶寒蘭展は会場の雰囲気作りを大切にしてますが、出品者はそれぞれ鉢合わせにも気を使っています。 もちろん鉢は中身とのバランスが大切ですが、今日は鉢だけの紹介です。 即売会にも参加してくださってる「天山工房」の鉢です。 こちらも即売会に参加して…

水晶寒蘭 『桃色吐息』

桃色吐息(ももいろといき)です。 「まぁ!綺麗」と言う女性の声がよく聞かれました。 水晶系かつ金鵄系の桃花です。 日本寒蘭の金鵄系と同様に、当然新芽は先刷け斑に出ます。 同色系統でも早咲きの『杭州慕情』は赤味が強く出ますが、こちらは遅咲きなので…

メリークリスマス

今年もあと僅かですねぇ~ 今月からすぐ近所で、私の竹馬の友が通所介護の事業を始めたので、オープン祝いにクリスマスリースを贈ってありました。 ユーカリをベースにサルトリイバラの実をあしらったシックな雰囲気のをあげてましたが、 クリスマス前に雰囲…

水晶寒蘭 『羅浮山』

羅浮山(らふざん)です。 滲みベタの代表的品種とし有名な品種で、初めて見る方なのでしょう、 会場で覗き込みながら「これが羅浮山かぁ」とつぶやかれているのを何度か見掛けました。 会員からは「羅浮山もだいぶ作が上がったね」と声をかけられました。 本…

水晶寒蘭 『水晶六歌』

水晶六歌(すいしょうろっか)です。 舌が花弁化した、いわゆる六歌仙タイプの変化花です。 奇花中の奇花と言えるタイプの花ですが、この品種は花色、花間、花軸、花首、花姿、そして葉姿が絶妙で、 珍しさと美しさのバランスが秀逸です。 個人的には、寒蘭…

水晶寒蘭 『山香紅桜』

山香紅桜(やまがべにざくら)です。 今年は特に赤い! 数年前から出品されていて、咲き始めの雰囲気はちょっと蓮弁蘭のような雰囲気もあります。 今年は陽強く作られているようで、また早く咲き進んでいることもあってか、何時もとは違った表情を見せてました…

蘭の帰宅

帰って来ました。 上野に出張していた蘭がやっと帰って来ました。 行きは花が傷まないように入念に荷造りしましたが、帰りは花のことは気にせず、詰め込みます。 プラ鉢はこんなに切って、化粧鉢に入れてました。 すぐに植え替えた方がいいのですが、去年の…

水晶寒蘭 『花果山』

花果山(かかざん)です。 中国の小説『西遊記』で孫悟空が産まれたとされている山の名前が付けられています。 なかなかのネーミングセンスですね。 弁幅広くチャボ風な花でありながら上品で、複雑な色合いの更紗の中にはかなり赤く発色しそうな気配が感じられ…

水晶寒蘭 『麗風』

今日からは会場でいいなと思った花を紹介します。 いっぱいあるので、全部紹介してたら年越してしまいます。 墨線青更紗の麗風です。 陽弱く咲かせれば、素心にわずかに墨線が流れたかのような色に咲くタイプの花ですが、今年は陽強く咲かせ凄みを増していま…

水晶寒蘭展その2

日中水晶寒蘭連合会ではいわゆる審査は行わず、会員による人気投票と、 一般来場者による人気投票で2つの大賞を選んでます。 今年は両方の大賞で同じ寒蘭が選ばれ、ダブル受賞となりました。 天空橋(てんくうばし)です。 天高くそびえる花茎に、キレの良い…

水晶寒蘭展その1

遅くなりましたが、先週の水晶寒蘭展のご紹介です。 毎年12月の第2週末に上野のグリーンクラブで開催してます。 会場の雰囲気作りに、毎年会員の武ちゃんが初冬の風情あふれるディスプレイを手際よく作ってくれます。 今年は開花時期がドンピシャで、約100…

散歩の途中で

散歩の途中で スズメバチの巣を見付けました。 ご近所の、長らく留守にしているお家で、持ち主は気が付いてなさそうです。 カメラに望遠機能が無いので寄れないですが、かなりの大きさです。 私は小学生の時にこのスズメバチの巣を物干し竿でぶっ叩いて、頭…

親父の盆栽

毎年12月には、安芸市の市民会館を利用しているサークルの発表展示会があり、親父たちは盆栽を展示しています。 親父にとっては年に一度のお披露目の場です。 親父が会長だった頃には25人もの会員がいましたが、今は5人だけになってしまいました。 しかも皆…

遅咲きの赤花

今年最後の日本寒蘭です。 東洋町野根産の「赤帝」に、佐喜浜古畑産紅花を交配したものです。 今日では紅花の優れた品種はいくらでもあるので、取り立てて言う程の花ではありませんが、 子供の頃に憧れた花どうしの交配でまずまずの花が咲いたので、自分とし…

初冬の庭

気が付いたらもうツバキが咲いてました。 奥出雲産のヤブツバキの枝変わり「村下(むらげ)」です。 小さい小さい花で、深みのある紅と白い芯との対比が素敵です。 こちらは五島列島産のあまりにも有名な品種「玉之浦」の子供です。 名前があるのかどうか分か…

黄宝丸

フウランも季節外れの花を咲かせてます。 フウランと言っても、もちろんこんなに黄色い純粋種はありませんけどね。 25年くらい前でしょうか、初めてこの手の花を見た時には「こんなのフウランじゃねぇじゃん!」と思いましたが、 富貴蘭界では意外とすんなり…

いざ!出発

今週はいよいよ上野で水晶寒蘭展です。 我が家の蘭は月曜には荷造りして、一足先に旅立ちました。 富貴蘭と比べると、開花した寒蘭を運ぶのは何倍も何十倍も大変です。 コンパクトにまとめるため、蘭と化粧鉢は別々に荷造りして、ユリコン(ユリ球根用コンテ…

狂い咲きキバナノセッコク

星降神苑という大分産の品種で、讃歌さんちで見て気になっていたものが、 昨年夢らん舎さんのHPで売りに出てたので、慌てて電話して送ってもらいました。 鼻の頭が赤く染まるのが特徴で、クリスマスに向いてるかも。 鼻の頭の赤いのが特徴のデンドロには、ホ…

紫秀蘭素心

さて昨日の夢には出て来ませんでしたが、自生地の夢は実際ちょくちょく見るんですよね。昔見た自生地の場合と、見てみたい!と思ってる花の場合があります。さて夢の話をしても仕方ないので、現実の話です。昨日の紫秀蘭の素心です。夢のように美しい花です…

紫秀蘭

紫秀蘭 シンビジュウム・キューベイエンセの学名が付けられれている、中国産シュンラン属の地生ランです。 中国産のシンビジュウムは、東洋蘭の範疇に入れられるものと、洋ランの原種として扱われるものに大きく分けられますが、 このランはどこから見ても野…

牧野植物園寒蘭展

アップが遅くなりましたが、先週末は牧野植物園の寒蘭展でした。 いつもながらのいい雰囲気です。 愛好会の品評会は味気ない会場が多い中、ここは異質な素敵な空間です。 今日における最高の花の一つだと思います、woodsさんの金紫鳥です。 私の目線では、作…

タイトルで富貴蘭の羆だと思った方、ごめんなさい。わざと狙いました。 一番好きな普通系カンラン『羆』です。 高知県室戸市吉良川町名ノ浦産の大輪更紗で、その舌の巨大さから'柿のヘタ'と呼ばれていたものを、『羆』と命名し、 土佐愛蘭会に登録してありま…

羆の光

愛知県あたりでかなり前から金鵄の名前で作られていたものですが、どなたかが改名され、この名前でデビューしました。濃い目のレモンイエローといった感じの鮮明な黄色で、数ある富貴蘭の斑入りの中でも貴重な色です。そしてこのメリハリの利いた中透け柄も…

円窓

アマミ系の中でも特別なボリュウム感のある姿で、存在感抜群の円窓です。 我が家のはちょっと間延びした感じですが、よりコンパクトに作れば、グリグリッとした迫力と愛嬌を兼ね備えた容姿となります。 ちょっと錦織に似た感じもしますね。 殖えは良いはずな…