蘭の国から

植物と遊んで55年くらい。富貴蘭栽培歴だいたい50年。高知県に生息。

展示準備

いよいよ週末は上野で全国大会です。


地元の方々は準備ありがとうございます。

 

私は展示品を一鉢だけ準備して、今日三香園さんに預けてきました。

懸賞品の錦織です。

 

錦織は発見者の柿本さんから分けていただき、一緒に登録までできた思い出の品種です。

 

鉢は美咲園さんが店をたたむ際に譲ってくれた、思い出の鉢を合わせることにしました。

生苔で装飾するため水分多めにするので、数日とはいえ根が弱るおそれがあるので、栽培鉢から抜いてそのまま入れるのではなく、小さい素焼きに入れ、もう一回り大きな素焼と段ボールで固定しました。

生苔はミズゴケ栽培場で収穫しました。

素焼きと段ボールが吸水しないよう、ラップを敷いてから、生苔を敷き詰めていきます。

ここからが大変です。

 

ただ乗せて張り付けただけでは剥がれ落ちてしまうので、一本一本ピンセットで差し込んでいきました。

全面均一にしては単調になるので、裾の方には水分の多い日陰で育った苔を、頂上に行くほど明るく乾燥気味で育った苔を使い、また右下に向かって流れができるように、苔先でリズムを付け、ラベルにも絡めるようにしました。

どうです?笑えるでしょ。

 

我ながらやり過ぎだと思います。

 

串をいっぱい差してあるのは、形をより美しく整えるためではなく、逆に整い過ぎてると感じたので、ちょっと崩す目的でやってます。


もう1鉢選んであったのですが、錦織の準備だけで四時間もかかったので、疲れて断念しました。

 

三香園さんちに持ってくと、見るなり「マジかよ」って言われました。

 

お店にはそそられる木がいっぱいあって、帰りは15鉢も車に乗ってました。